〜♪〜♪

臨也「特撮ねえ……」(CMを見ている)

臨也「……そうだ!」(何か思い付いたようです)

臨也「早速電話して、っと……もしもし三好君?」

三好『もしもし』

臨也「突然だけどさあ、明日暇なら俺と映画見に行かない?」(ニヤニヤ)

三好『いいですけど……何見るんですか?』

臨也「某特撮ライダーなんだよ。
ちょっとCM見てたら興味がわいてきてね」(ニヤニヤニヤニヤ)

三好『あ、それならもう見ました』(きっぱり)

臨也(なん……だと……)

三好『主題歌まで完璧です』(ドヤァ)

臨也「へ、へえ……じゃあ明日カラオケ行こうよ。
完璧だって言うなら聞かせられるだろう?」

三好『いいですよ』(あっさり)


翌日


三好「じゃあ歌います」(立つ)

臨也「…………」

三好「〜♪〜♪」(歌)

臨也(無駄に上手い……!?)(ざわ…)

三好「〜♪〜♪」(ラップ地帯)

臨也(完璧に歌詞を暗記してる……!)(ざわ…ざわ…)

三好「〜♪〜♪」(踊)

臨也「……Σ!!?」

三好「ふう……、どうですか」(キリッ)

臨也「うん、俺は人間全てを愛してるんだけどさ、さすがに今のはちょっと引いたよ」(真顔)

三好「動画サイトではウケたんだけどなぁ……」(うーん)

臨也「君みたいな子を『才能の無駄遣い』って言うんだろうね……」






門田「あいつが引っ越して一ヶ月か……。
三好のやつ、元気でやってたらいいんだけどな」(はぁ)

狩沢「私達も語り合える同志がいなくなって寂しいなぁー。
ねー、ゆまっち」

遊馬崎「そうっすねえ……。
でもヨシヨシ君なら大丈夫っすよ!
すぐに誰とでも仲良くなれるはずっす!」

狩沢「むしろ逆に周りをこっちの道に引きずり込んでたりしてー」(ケラケラ)

遊馬崎「確かに!
俺らは大歓迎っすけどねー」


ピピピピ


門田「メール……?
ダラーズ全員に送信されてるな、一体なんだ?」

狩沢「なになに?
『仲間は元気でやってるみたいだ』……?
それと、動画サイトのURL?」(アクセス)


【シンガポールでも】時代劇サンバ【歌って踊ってみた】


狩沢「……Σってこれ真ん中ヨシプーじゃん!
顔隠してるけどこの声、間違いないって!」

遊馬崎「一緒に踊ってるのは……地元の友達ぽいっすね……」

狩沢「そっかー、向こうでも元気にやってるんだね……。
お姉さんは嬉しいよ!」(しみじみ)

門田「確かに元気そうだが……いいのか、これで?」






帝人「……というわけで、三好君は元気みたい」(動画を見せつつ苦笑)

正臣「やべえっ……ヨシヨシ最高すぎんだろ……!」(ツボった)

杏里「三好君、こんな特技があったんですね……」(驚)

正臣「あー死ぬかと思った……。
さすが将軍はやること違うなー、帝人も名前負けしてるからカイザーっぽいことやったらいいんじゃね?」

帝人「カイザーっぽい具体的な行動を正臣がお手本見せてくれたらね」(スルー)

正臣「……って言われるとナイスなボケが出ないな……」

帝人「はいはい、自分が出来ないこと人に言っちゃ駄目だよ」(きっぱり)

正臣「わー帝人に怒られたー。
これは杏里の胸に顔を埋めて泣くしかないー」(棒読み)

杏里「えっ、えっ……!?」(焦)

帝人「ななな、なんでそこで園原さんがっ……!」(焦)

正臣「あー、そんなことよりもっかい見ようぜ、ヨシヨシ動画(将軍)!」

帝人「何そのタイトル……」


三好『この動画は、ある人への実験動画です。
僕達を見て、ある人の気持ちが変わるかの』


正臣「……これって誰のことだ?」(首かしげ)

帝人「僕達……じゃないよね?」(首かしげ)



臨也「まさか人数を増やして、しかも全員同じクオリティに仕上げてくるとはね……。
どうも前に引くとか言ったことへの当て付けらしい。
……当然、俺は変わらず人間を愛してるよ」

臨也「若干引いたけど」



再びヨシヨシ三連発。
前回と同じく続きモノで上から順番にローテーションでした。
発売前日にテンション上がりすぎて寝られずに書いたモノ
ちなみにこのとき公開してた某ライダーは八代目将軍がライダーと共闘というカオスな内容でした



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