臨也「三好君って今暇?」

三好「暇じゃないです」(モンハンなう

臨也「ふーん……」(じとーっ

三好「…………」(ガン無視でゲーム


臨也「それは残念」(ゲーム機ガシッ

三好「あ」

臨也「じゃあこの書類を百枚ほどコピーしてくれるかな。
俺が三好君の血と汗と涙が五百時間分詰まったゲームを踏み潰す趣味に目覚める前にね」(人質作戦

三好「…………」

臨也「…………」(にこにこ

三好「……分かりました」(チッ

臨也「そうそう。
やっぱり子供は素直じゃなきゃ。
はいこれ」(書類渡す

三好「…………」(コピーしに行く

臨也「ありがとう、助かるよ」(ニヤニヤ


……一時間経過……


三好「はい、どうぞ」(書類の束を渡す

臨也「思ってたより随分時間がかかったんだね。
子供にはちょっとコピー機は難しかったのかな?」(受け取る

三好「ゲーム返して下さい」

臨也「はいはい。
……やだなぁ、なにもしてないよ?」(ゲーム返却

三好「……帰ります」(ゲーム持って帰宅

臨也(一体何しに来たんだろう……。
まあいいや、仕事の続きを……)

臨也(……ん?
紙の端が汚れてる……。
さては三好君、本当にコピー失敗して慌てて帰ったのかな)(ニヤニヤ

臨也「……あれ?」(パラパラ

臨也「…………」(パラパラ

臨也「……やってくれるねぇ、三好君。
まさか書類全部にパラパラ漫画を仕込んで来るとは。
しかもこんな消しづらい位置に……おかげで書類は一からコピーし直しだよ」(パラパラ

臨也「…………」(パラパラ

臨也「なかなか面白いから、これはこれで置いておこうかな」(気に入った






狩沢「ヨシプーって脚細いよねえー」(まじまじ

三好「そうですか?
普通だと思いますよ」

狩沢「うーん……。
そうだ、ちょっとそこ座ってみて!」(指示

三好「はい」(座る

狩沢「…………」

三好「…………」

狩沢「……」(脚ガシッ

三好「!?」(びくっ

狩沢「やっぱり!
細いっていうか、この脚全体のラインが黄金比でエロい!」(さすりさすり

遊馬崎「青少年相手になにしてるんすか!?」

狩沢「見てよゆまっち!
ヨシプーのこの脚のライン!
これは女王様の資質があるよ!」

遊馬崎「女王様かはともかく、確かにコスプレなんかには向いてるっすね」(まじまじ

三好「無いです」(きっぱり

狩沢「あーんヨシっち羨ましい!
何か細くなるコツとかあるの!?」

三好「……えーと。
あ、コツかどうかは分からないですけど……。
そういえば母から踏み台昇降がいいって聞いたことがあります」

狩沢「踏み台……。
……それだーっ!」(クワッ

三好「……はい?」(ぽかーん

狩沢「女王様なヨシプーに踏み台昇降に使われるM奴隷なシズシズって超萌えない!?」(ガッターン

遊馬崎「……狩沢さん、発想が飛躍しすぎてちょっとまだ時代が追い付いてないっす」(ゴクリ

狩沢「えっ嘘、なんでー!?
絶対萌えるよ!
ねえねえ、ヨシプー的にはどう?
萌えるよね!?」(ホモォ

三好「すみません、僕純粋だから分かりません」






※二人の会話はまったく噛み合っていません


三好「最近縛りプレイにはまってるんだ」

谷田部「えっ」

三好「谷田部君はやったりする?」

谷田部「お、俺はやったことねーけど……。
三好はそういうの好きなのか?」

三好「あー……そうだよね。
やっぱりマニアックかなぁ……」

谷田部「いや、自分が好きならいいと思うけどよ……。
ていうか三好……だ……誰とやってるんだ……?
まさか将軍と……!?」

三好「正臣?
うーん、誘えば一緒にやってくれそうな気もするけど……」

谷田部「それは駄目だ!」

三好「そう?
そうだよね、あんまり正臣そういうの好きじゃなさそうだし……。
やっぱり一人でかな」

谷田部「一人!?」

三好「うん、あんまりハードなのはやらないけど。
裸縛りとかはよくやるよ。
やられたらどうしようってドキドキするし、あのスリルが堪らないんだよね」

谷田部「なにそれえろい」

三好「えっ」

谷田部「えっ」



縛りプレイ…ゲームに何らかの制限を自主的に設けてプレイすること。

裸縛り…アクションゲームで防具などを一切装備せずにプレイすること。
大抵の場合一撃で死ぬオワタ式。

…なのに谷田部は何を勘違いしてるのでしょう\(^O^)/



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